「管理職教育・育成のエキスパート」

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  テーマ73 管理職者として、“視点を広げること” に挑戦する
      

■甘い目標となっていないか確認する

イギリスの歴史学者・政治学者の
シリル・ノースコート・パーキンソン氏が

提唱した法則にパーキソンの法則という
下記のようなものがあります。

第1法則
仕事の量は、完成のために与えられた
時間をすべて満たすまで膨張する。

第2法則
支出の額は、収入の額に達するまで膨張する。

確かに、私の場合も、いくらかたづけても、
物をいれる入れ物は必ず一杯になりますし、
机の中も必ず一杯になります。

知らず知らずの内に、人は、こういう面を
持っていると考えることができます。

自分で仕事をするときも、部下に仕事を与えるときも、
目標、行動計画、期限、予算、作業時間、期日などの

設定のしかたが甘くなっていないか
もう一度見直してみることが必要です。

甘い数値を決めてしまうとその甘い数値が、
その会社、その部署の基準となります。

■イソップ寓話、「北風と太陽」から学ぶ

あるとき、北風と太陽が力比べをしようということで、
旅人の上着を脱がせることができるか、
という勝負をします。

まず、北風が力いっぱい吹いて上着を
吹き飛ばそうとしますが、

寒さを嫌った旅人が上着をしっかり押さえてしまい、
北風は旅人の服を脱がせることができません。

次に、太陽がその日光を燦燦と照りつけると
旅人は暑さに耐え切れず、

今度は自分から上着を脱いでしまい、
これで、勝負は太陽の勝ちとなりました。

この寓話には、
下記のようにいくつかの解釈の仕方があります。

1.手っ取り早く乱暴に物事を片付けて
  しまおうとするよりも、ゆっくり着実に行う方が、
  最終的に大きな効果を得ることができる。

2.冷たく厳しい態度で人を動かそうとしても、
  かえって人は頑なになるが、暖かく優しい言葉を掛けたり、
  態度を示すことによって初めて人は自分から行動してくれる。
  権力による統制ではなく、自発的な行動を促す。

3.その時、その時の状況によって対応方法を変えることが重要。

このように、一つの事象についても、
いろいろな見方、考え方があります。

管理職者の方は、いろいろな視点で幅広く、
いろいろな可能性を考えることを
常に意識することが重要です。

■自分の問題ではないかと考えてみる

ロシアの小説家 トルストイ氏の言葉に
次のようなものがあります。

「すべての人は世界を変えたいと思っているが、
自分を変えようとは思ってはいない」

例えば、管理職者の方によく相談を受ける事項に、
部下の方から自分に話しかけてこない。

自分が聞かないと、部下の方から仕事の報告をしない。
ということがあります。

部下の方から自分に話しかけてこないのは、
上司である自分が、話しかけずらい人間になっていること、

話しかけられずらいオーラを出していることには、
全く気付いておりません。

このように部下の問題ではなく、
自分の問題であることに全く気付かず部下の言動を、

変化させようとしてもなかなか変わらないため、
手を替え品を替えて、いろいろな施策を次から次へと
繰り出す管理職の方がいらっしゃいます。

とどのつまりは、自分の問題と考え、
自分の考え方や自分の言葉や態度を変えるなど、

部下の方に対する接触の仕方を
変えなければならないことに気づくことが重要です。

交流分析で有名なカナダの精神科医
エリック・バーン氏の言葉に下記のようなものがあります。

「他人と過去は変えられないが、自分と未来は変えられる」
管理職者の方は、自分を成長させ未来を変えるのが、
得意な方です。また、自分と未来を変えるのが仕事とも言えます。

自分の問題ではないかという視点を忘れずに持つことが重要です。